平成22年度決算報告

町では、町民の皆様に町財政の状況を知っていただくために、財政状況を公表しております。今回は、平成22年度の町の歳入（収入）と歳出（支出）の決算についてお知らせします。

一般会計決算の概要

平成22年度当初予算編成時の町財政は、高齢化の進展や少子化対策等により医療福祉関係経費が引き続き増加し、財政構造は依然として硬直化の状態にあり、さらに収入の柱である町税は急激な景気後退の影響を受け大幅な減額が見込まれていた状況でありました。

そのような中で編成された平成22年度の一般会計の当初予算は、「町民の安全安心な暮らしの実現と町内産業の活性化により、まちの元気アップ」を基本に、未来を担う子ども達のための子育て支援、産業振興による雇用の拡大、環境保全・地域防災対策、活力ある暮らしの基盤となる社会資本の整備、人づくりの基本となる教育問題などに取り組むことに重点を置いたものとなりました。

一般会計の当初予算規模は、１１３億６千万円で前年度当初予算額１０７億７千万円に対し、５億９千万円（前年度対比５．５％）の増となりました。その後発生した行政需要及び国・県支出金の増減などに対応した補正予算第１号から第５号により、７億９１８万７千円を増額補正し、平成21年度からの繰越明許費を加えた最終予算現額は、１２２億３,８８９万６千円となりました。

その結果、平成22年度の一般会計決算額は、歳入総額１２３億４,８１４万９千円、歳出総額１１８億２,５０１万２千円となり、前年度に比較して歳入が２億２,７４３万２千円（△１.８％）、歳出が１億２,５２４万９千円（△１.０％）とそれぞれ減となりました。

町有財産

主な町の財産は次のものです。

基　　　　　金：５３億６,２７６万１千円

（主な基金）
財政調整基　金：１５億４,０７７万円
減　債　基　金：５億１,３６８万円
庁舎建設基　金：１３億５,５３２万９千円

出資による権利：５,２４７万８千円
　　　　　　　　壬生町施設振興公社出捐金、栃木県信用保証協会出捐金　他
土　　　　　地：１,３７６,５６８.０３㎡
建　　　　　物：１３１,３９５.５２㎡
並　　木　　杉：１本

町民一人当たりの町税負担額（単位：円）

一人当たりの負担額

町　民　税：53,218
固定資産税：52,731
軽自動車税：1,562
町たばこ税：5,440
都市計画税：6,734
合　　　計：119,686

一世帯当たりの負担額

町　民　税：145,961
固定資産税：144,624
軽自動車税：4,285
町たばこ税：14,920
都市計画税：18,469
合　　　計：328,259

H２３．３．３１現在
住基人口：39,341人
世帯数　：14,344世帯